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安曇野市のホテル・旅館経営者必読|インバウンド対応で売上アップする厨房リニューアル術

長野県安曇野市は、北アルプスの美しい景観と豊かな自然に恵まれ、国内外から多くの観光客が訪れる人気エリアです。近年、インバウンド需要の回復に伴い、ホテルや旅館の稼働率が上昇する一方で、多様化する宿泊客のニーズに対応するための設備投資が急務となっています。特に、食事を提供する宿泊施設にとって、厨房設備の充実度は顧客満足度に直結する重要な要素です。本記事では、安曇野市のホテル・旅館経営者の皆様に向けて、インバウンド対応を視野に入れた厨房リニューアルの具体的な方法と、売上アップにつながるポイントを詳しく解説します。

インバウンド需要回復で変わるホテル・旅館の厨房事情

コロナ禍を経て、訪日外国人観光客数は急速に回復しています。長野県は自然景観や温泉、スキーリゾートなどの観光資源が豊富で、特に安曇野市は北アルプスの玄関口として欧米やアジアからの観光客に人気のエリアです。

インバウンド客の増加に伴い、宿泊施設には以下のような対応が求められています。

対応項目
具体的な課題

多様な食文化への対応
ベジタリアン、ヴィーガン、ハラル、アレルギー対応など

衛生管理基準の向上
国際基準に準拠したHACCP対応

提供スピードの改善
朝食バイキングの時間帯集中、夕食の提供効率化

人手不足への対策
限られたスタッフで高品質なサービスを提供

これらの課題を解決するためには、古い厨房設備のままでは対応が困難です。最新の厨房機器を導入することで、業務効率の向上、衛生管理の徹底、そして顧客満足度の向上が実現できます。

 

厨房リニューアルで実現できる3つの売上アップ効果

1. 提供できるメニューの幅が広がる

最新の厨房機器を導入することで、これまで対応が難しかった多様な食文化やアレルギー対応食の提供が可能になります。例えば、スチームコンベクションオーブンを導入すれば、蒸す・焼く・煮るといった複数の調理法を1台でこなせるため、限られたスペースでも多彩なメニューを提供できます。

特にインバウンド客は、滞在中に地元の食材を使った料理を期待しています。信州の新鮮な野菜や信州牛、信州サーモンなど、安曇野ならではの食材を活かした料理を、適切な設備で調理・提供することで、顧客満足度が大幅に向上します。

2. 業務効率化による人件費削減とサービス向上

人手不足が深刻化する中、省人化につながる厨房機器の導入は経営の重要課題です。食器洗浄機の高性能化、製氷機の大容量化、業務用冷蔵庫・冷凍庫の温度管理自動化などにより、スタッフの作業負担を軽減できます。

特に朝食バイキングの時間帯は、限られたスタッフで多数の宿泊客に対応する必要があります。効率的な厨房レイアウトと最新機器の導入により、少人数でもスムーズな食事提供が可能になり、その分、接客サービスに人員を配置できます。

3. 衛生管理の徹底による信頼性向上

2021年6月からHACCPに沿った衛生管理が完全義務化されています。国際基準に準拠した衛生管理は、海外からのゲストにとって重要な安心材料となります。HACCP対応の厨房機器や適切な給排水設備を整備することで、食の安全性を確保し、施設の信頼性を高めることができます。

重要ポイント

厨房リニューアルは単なる設備更新ではなく、顧客体験の向上、業務効率化、そして売上拡大につながる戦略的投資です。特にインバウンド需要が回復している今こそ、他施設との差別化を図る絶好のタイミングといえます。

 

インバウンド対応で押さえるべき厨房リニューアルのポイント

レイアウト最適化で動線を改善

厨房の作業効率は動線設計で大きく変わります。調理スタッフの動きを最小限にし、食材の保管場所から調理、盛り付け、配膳までの流れをスムーズにすることで、提供時間の短縮と品質の向上が実現できます。

専門業者によるヒアリングと現地調査を行い、施設の特性や提供するメニューに合わせた最適なレイアウトを設計することが重要です。給排水設備や電気工事も含めたトータルな提案を受けることで、後々の追加工事や手戻りを防ぐことができます。

省エネ型厨房機器で運営コストを削減

業務用厨房機器の中でも、冷蔵庫や冷凍庫、製氷機は24時間稼働するため、電気代が大きな負担となります。最新の省エネ型機器に更新することで、年間の電気代を30%以上削減できるケースもあります。

初期投資は必要ですが、長期的に見れば運営コストの削減により投資回収が可能です。また、環境負荷の低減は、エコ意識の高い海外ゲストからの評価向上にもつながります。

食品保管設備の充実で食材ロスを削減

適切な温度管理ができる業務用冷蔵庫・冷凍庫を導入することで、食材の鮮度を保ち、廃棄ロスを削減できます。冷蔵は10℃以下、冷凍はマイナス15℃以下の温度管理が基本ですが、最新機器では温度の自動記録機能が搭載されており、HACCP対応の記録管理が容易になります。

また、食材ごとに適切な保管ができるよう、複数の温度帯に対応した冷蔵設備を整備することで、食材の品質を最大限に保つことができます。

機器種類
導入効果
対応ニーズ

スチームコンベクション
多様な調理法に対応、省スペース化
多様な食文化、メニューの幅拡大

省エネ型冷蔵庫・冷凍庫
電気代削減、自動温度記録
コスト削減、HACCP対応

大容量製氷機
氷不足の解消、スタッフ負担軽減
バイキング時間帯の需要対応

高性能食器洗浄機
洗浄時間短縮、衛生管理向上
人手不足対策、衛生基準向上

 

HACCP対応で国際基準の衛生管理を実現

2021年6月から、原則すべての食品等事業者にHACCPに沿った衛生管理が義務化されています。ホテルや旅館も対象となり、一般衛生管理とHACCPの考え方を取り入れた衛生管理が求められています。

HACCPに沿った衛生管理の基本

HACCPでは、食材の受入から調理、提供までの全工程を管理し、記録することが求められます。具体的には以下の管理が必要です。

  • 原材料の受入時の確認(外観、におい、期限表示など)
  • 冷蔵庫・冷凍庫の温度確認と記録
  • 交差汚染・二次汚染の防止(まな板・包丁の色分けなど)
  • 加熱調理時の中心温度確認
  • 調理後の適切な温度管理

これらの管理を適切に行うためには、温度管理機能付きの冷蔵庫や、記録が容易な最新機器の導入が効果的です。また、厨房設備全体を見直し、衛生的な作業環境を整えることで、スタッフの意識向上にもつながります。

インバウンド客への安心アピール

国際基準に準拠した衛生管理は、海外からのゲストに対する大きな安心材料となります。食の安全に対する意識が高い欧米圏の旅行者にとって、HACCP対応は施設選びの重要な判断基準の一つです。

厨房リニューアルを機にHACCP対応を徹底し、施設の公式サイトや予約サイトでその取り組みを発信することで、インバウンド客からの信頼獲得と予約増加が期待できます。

 

厨房リニューアルを成功させる進め方

ステップ1:現状分析とヒアリング

まずは現在の厨房設備の状況を把握し、課題を明確にすることが重要です。専門業者に現地調査を依頼し、以下の点について詳しくヒアリングを受けましょう。

  • 提供しているメニューの種類と数量
  • 朝食・夕食の提供時間帯とピーク時の客数
  • 現在の厨房スタッフの人数と作業内容
  • 設備の老朽化状況と故障履歴
  • 今後の展開(インバウンド対応、メニュー拡充など)

ステップ2:最適なプランの提案

ヒアリング内容をもとに、施設に最適な厨房機器の選定とレイアウト設計を行います。単に機器を入れ替えるだけでなく、給排水工事や電気工事も含めたトータルな提案を受けることで、より効率的な厨房が実現します。

予算に応じて、優先順位をつけた段階的な導入も可能です。まずは最も効果の高い機器から更新し、徐々に設備を充実させていく方法も検討しましょう。

ステップ3:施工とアフターフォロー

リニューアル工事中は営業に支障が出ないよう、施工スケジュールを綿密に調整することが重要です。営業を続けながら段階的に工事を進める方法や、閑散期に集中して行う方法など、施設の状況に応じた対応が必要です。

また、新しい厨房機器の導入後は、スタッフへの操作説明や定期メンテナンスなど、アフターフォローが充実した業者を選ぶことも大切です。

お役立ち情報

厨房機器の入れ替えに伴い、古い設備の廃棄が必要になります。産業廃棄物収集運搬の許可を持つ業者に依頼することで、法令に準拠した適切な処分が可能です。また、フロンガスを使用する冷蔵庫や冷凍庫の廃棄には、第一種フロン類回収業者による回収が義務付けられています。設置から廃棄までワンストップで対応できる業者を選ぶと、手続きがスムーズです。

 

地元の専門業者に依頼するメリット

厨房リニューアルは大きな投資となるため、信頼できる業者選びが成功の鍵となります。特に安曇野市や松本市など地元に拠点を持つ業者には、以下のようなメリットがあります。

迅速な対応とアフターフォロー

機器の故障やトラブルが発生した際、地元業者であれば迅速に駆けつけてくれます。営業に支障が出る前に対処できることは、宿泊施設にとって大きな安心材料です。また、定期メンテナンスも気軽に依頼できます。

地域特性を理解した提案

安曇野市のホテル・旅館の特性や、地域の食材を活かした料理提供について熟知している業者であれば、より実践的で効果的な提案が期待できます。また、地域の他施設での実績があれば、参考になる事例を聞くこともできます。

ワンストップでの対応

厨房機器の販売だけでなく、搬入、設置、給排水工事、電気工事、さらには古い機器の廃棄処分やフロンガス回収まで、一貫して対応できる業者を選ぶことで、複数の業者とのやり取りや調整の手間が省けます。

 

まとめ:厨房リニューアルで競争力を高める

インバウンド需要の回復により、安曇野市のホテル・旅館には大きなビジネスチャンスが訪れています。一方で、多様化する宿泊客のニーズに対応するためには、設備投資が不可欠です。

厨房リニューアルは、単なる設備更新ではなく、顧客満足度の向上、業務効率化、そして売上拡大につながる戦略的投資です。最新の省エネ型機器の導入により運営コストを削減しながら、HACCP対応による衛生管理の徹底で国際基準の信頼性を確保できます。

特に重要なのは、施設の特性や経営方針に合わせた最適なプランを提案してくれる、信頼できる業者を選ぶことです。現地調査からヒアリング、設計、施工、アフターフォローまで一貫して対応できる地元の専門業者に相談することで、安心してリニューアルを進めることができます。

インバウンド対応を視野に入れた厨房リニューアルで、他施設との差別化を図り、持続的な売上向上を実現しましょう。

株式会社まるきエム・シーでは、松本市・安曇野市を中心に長野県全域で
ホテル・旅館向けの厨房機器設置工事を承っております。
無料見積もり・現地調査のご依頼もお気軽にお問い合わせください。

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